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DDR4メモリーの生産終了につきまして

平素より格別のご高配を賜り、誠にありがとうございます。
このたびDDR4メモリーの生産終了に伴う当社の対応や市場動向についてご案内させていただきます。

1. 当社の対応状況について

DDR4に関して納期遅延や価格高騰の影響が出ており、調達の難しさが増しております。
一部のお客様はすでにDDR5への切り替えを進めており、当社としても代替提案を含めて対応しております。

今後ご使用予定の仕様、型番などございましたら、事前にお知らせいただけますと幸いです。

2. 市場動向について

下記、主要メーカーの生産終了予定となります。

Samsung:2025年末頃
Micron:2026年 第1四半期頃
SK hynix:2026年 第2四半期頃
※ 一部の車載・産業用規格を除き、順次生産終了に向かっています。

需給逆転による価格高騰
本来フェードアウトが進むはずのDDR4が、現時点ではDDR5よりも高値で取引されており、
一部メーカーで生産を再開する動きも見られます。

現物価格の推移と今後の見通し
2025年4月末〜6月初旬にかけて、DDR4-3200 8Gbチップの現物価格が約2~3倍に上昇していました。
先行在庫確保の動きにより、さらなる価格上昇をしております。
今後3〜5ヶ月は品薄・価格上昇が継続する可能性が高いです。
2026年は、一部メーカーによる再供給とDDR5の普及に伴い、価格は徐々に安定するのではないかと思われます。

経験上、現物市場は先に逼迫する傾向があるため、将来的なご使用予定がある場合は、早めの調達、検討をおすすめいたします。